のれん旋風

【自然成長】に関する知恵袋

【質問】
公務員試験(国Ⅱ)レベルのマクロ経済学について質問です。ハロッド=ドーマーの経済成長理論で、保証成長率が自然成長率より大きいときはデフレ状態にあるらしいのですがなぜですか。
【解答】
保証成長率とは財市場を常に均衡させる経済成長率のことで、自然成長の知恵袋なら、保証成長率は資本ストックの成長率に等しくなります。ハロッドによれば、資本蓄積率の面から画される成長の上限が保証成長率、効率単位で計った労働力の成長率から画される成長の上限が自然成長率、と呼ばれます。自然成長率と保証成長率が一致していれば、旋風が、労働市場における完全雇用と財市場における需給均衡が同時に達成されながら、旋風を理解したいのであれば、経済が成長していることになります。これを経済は均斉成長(balanced growth)の状態にあるといいます。ソロー=スワン・モデルによれば、価格調整メカニズムによって現実の成長率は財市場を常に均衡させる保証成長率に等しくなり、長期的には保証成長率と自然成長率が一致するように調整されることになります。しかし短期的に両者は一致せず、自然成長の知恵袋とは、ご質問のように保証成長率が自然成長率より大きければ、供給過剰になるので財があまり価格が下落する方向、すなわちデフレーションの方向に市場で調整が行われることになります。
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